どの業界でも「仕事ができる人」と「仕事ができない人」がいます。
介護業界は他の職種と比べて特殊な点が多くあり、他業種から転職をした際に前職の感覚が残っていると上手く仕事が進まない場面が出てきます。
もっとも陥りやすいのは、上から目線で考える事です。「やってあげている」というような考え方で仕事をする事は良くありません。
介護は利用者の生活をサポートする事が目的であり、通常の接客サービスとは異なります。
「食事を食べさせてあげてる」「お風呂に入れてあげてる」と誤った認識が芽生えはじめると危険です。
利用者は身心が満足に機能しない事にイライラしている人もいます。
中には痴呆が進んで感情をコントロール出来なくなっている人もいるでしょう。
そういう人に対して奉仕の気持ちを持てず、感謝の言葉や見返りを求めるようになると、ストレスを溜めてしまう原因にもなります。
過度なストレスは注意力を散漫にしたりチームワークを乱す原因になります。
しかし、ストレスを無視し、効率を重視した流れ作業のような働き方をしているだけでは、利用者の些細な変化に気づくことが出来ず、事故の原因にもなりかねません。
自分にとって大切な人のお世話をしている気持ちになって働く事が大事です。
また、適度に気分転換をする事も忘れてはなりません。
介護するスタッフも人間です。
毎日同じことを繰り返していては身心共に疲労が蓄積してしまいます。
奉仕と感謝の気持ちを持って仕事をすると同時に、退勤後や休みの日は仕事の事を忘れて自分のために時間を取るように上手く切り替えをする事が、「仕事ができる人」に共通する考え方です。
このような考え方を自分も身に付けたいと思うなら▼「できる」人から学ぶお仕事マインド▼を読んで、「仕事ができる人」が実践している様々な心得について学んでみてはいかがでしょうか。
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